今回は私の普段の焙煎環境を紹介していきます
私が普段使っている焙煎機はユニオンのサンプルロースターです
焙煎機について、準備する道具、基本的な焙煎方法などは
他の記事で紹介していますのでご覧になってみてください
そして、今回は普段私が焙煎するときにどのような環境でおこなっているかを
簡単にご紹介できればと思います
Step1:コンロに焙煎機をセットする
まずは、焙煎する時のガスコンロの環境から
サンプルロースターは、家庭用のキッチンコンロやカセットコンロ
どちらでも使用できます
その中で私は、カセットコンロを使用しています。
カセットコンロを使っている理由は
「キッチンコンロが焙煎には向いていなかったため」です
その理由は3つ
1つ目の理由は「機能性の高いキッチンコンロは焙煎に向かない」
という点が挙げられます
最近のキッチンコンロには「安心安全機能」が装備されていて
火を使い続け、高温状態が一定時間続くと
「自動的に火力を落とす、あるいは火を消してしまう」という機能があります
焙煎の場合、かなり高温になるため
この機能が度々発動してしまうのです…
焙煎途中で自動的に火力を弱められるとうまく焙煎できません
さらに2つ目の理由として
「サンプルロースターの土台がキッチンコンロとサイズが合わない(泣)」
土台のサイズは直径が約22cm
家庭用コンロのサイズは各メーカーにより様々だと思いますが、
私の場合はサイズが合わないため、上手くのせることができませんでした
(ギリギリのるけどグラついてしまう感じ)
最後に、3つ目の理由が
「キッチンコンロに置くとハンドルが回せない」
このようにコンロに奥行きがあると
ハンドルが接触してしまい、上手く回すことができません
こちらも各コンロの仕様で変わると思いますので、
キッチンコンロを使いたい時は以上の3つの点を確認しておくと良いかと思います
そんな理由から私はカセットコンロを使用しています
換気扇は使用したいので、キッチンコンロの上に板を乗せ
その上にカセットコンロを置いて焙煎しています
また、サンプルロースターの土台は高さが約5cmあります
通常はこの付属の土台に焙煎機を置いて使いますが
5cm高くなると熱源から離れ火力が十分に得られなかったので
私は下部の土台を外し、上の写真のように使用しています
Step2:温度計を設置する
続いて温度管理をするために温度計を設置します
温度計は測るときに毎回差し込むと大変ですし、
測定までに時間がかかるので常に挿しっぱなしにできるようにしています
焙煎機の開口部までの高さがあるので
ちょっとだけ工夫して自宅にあった木箱とスタンドを使い高さ調整しています
これで常に温度を測れるような環境にします
温度計が入っているとテストスプーンが入らないので
豆を確認したいときは温度計を外し
テストスプーンで確認して、再度温度計を入れる
という感じで焙煎しています
Step3:冷却ファンを設置する
焙煎が終わるとすぐに豆を冷ませるように
キッチンのシンク側にファンを準備しておきます
シンク内で焙煎機から冷却あみに豆を取り出し
あみを振りながらファンで豆を冷まします
以上が普段の焙煎している時の環境になります
各家庭の環境によって焙煎のカタチは変わると思いますので、
ひとつの参考になればと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
使用している道具類